連載 VB イベントの利用方法
1 イベントとは
イベントは重要な出来事が発生したことをアプリケーションに伝えるシグナルです。 たとえば、ユーザーがフォームのコントロールをクリックすると、フォームは Click イベントを発生させてイベントを処理するプロシージャを呼び出すことができます。 イベントは、個別のタスクの通信も確立できます。 たとえば、アプリケーションが、並べ替えタスクをメイン アプリケーションとは別に実行するとします。 ユーザーが並べ替えを取り消した場合、アプリケーションは並べ替えプロセスに停止を指示するキャンセル イベントを送信できます。
2 イベントの使用方法
- イベントの宣言
Public Event CallBackEvent(ByVal param As TResponse)
- Addressと AddHandle 句を使用するとイベント ハンドラーの指定を宣言できます。
AddHandler Me.CallBackEvent, AddressOf CallBackHandler
- イベント送信
RaiseEvent CallBackEvent(ret)
- イベントハンドラーメソッド
Public Sub CallBackHandler(ByVal ret As UserInfo)
MsgBox("イベント処理を成功しました!")
End Sub
3 起動例
「イベント処理を成功しました」のメッセージを表示しました。
参考:
イベント詳細処理