たんやわんやですよ

 
てんやわんやは、「てんでん」と「わや」の合成語とする話が有力とされる。
 
「てんでん」は、「手に手に」もしくは「手々」が転じ「各自」「銘々」の意味になった語で、
「各自が思い思いの行動をする」意味の「てんでんばらばら」に使われる。
 
「わや」は「無理」「無茶」を意味する関西方言で、「わや」が「わんや」となり、それに語調を
合わせる形で「てんでん」が「てんや」となり、「てんやわんや」になったと考えられる。
その他、てんやわんやの「わんや」には、ワイワイと騒ぐ意味の「ワヤワヤ」や、主に関西で「私」
を意味する「わい」を語源とする話もある。
銘々がワヤワヤと騒いだり、我先に行こうと「わいやわいや」と叫ぶ姿は、てんやわんやとなった光景
からも想像ができ、捨てがたい話である。
 

予想外の出来事などのため、大勢の人が勝手に動いて混乱すること。統制がとれないほど多忙なこと。また、そのさま。

「―の大騒ぎ」「―の忙しさ」「降って湧いた事件で村中が―だ」

 
 
 
 
posted @ 2007-03-16 13:51  荖K  阅读(135)  评论(0编辑  收藏  举报