参照元:【VBA】シートをクリアする【値のみや、初期化、範囲指定、2行目以降をクリアする】
https://daitaideit.com/vba-sheet-clear/
- シートをクリアする
1.値のみをクリア(.ClearContents)
Sub TEST1()
'値のみをクリア
Cells.ClearContents
End Sub
2.シートを初期化(.Delete)
Sub TEST1()
'シートを初期化
Cells.Delete
End Sub
※フィルタしている場合は、フィルタしていた値が残ってしまいます。
対策:
オートフィルタを解除してシートを初期化
Sub TEST4()
'オートフィルタを解除
If ActiveSheet.AutoFilterMode Then ActiveSheet.ShowAllData
'シートを初期化
Cells.Delete
End Sub
3.オートシェイプを削除(.DrawingObjects.Delete)
Sub TEST5()
'オートシェイプを削除
ActiveSheet.DrawingObjects.Delete
End Sub
4.シートを完全にクリア(.Deleteと.DrawingObjects.Delete)
シートを完全にクリアしてみます。
「.Delete」と「.DrawingObjects.Delete」の両方を実行するという感じです。
Sub TEST6()
'フィルタを解除
If ActiveSheet.AutoFilterMode Then ActiveSheet.ShowAllData
'シートを削除
Cells.Delete
'オートシェイプを削除
ActiveSheet.DrawingObjects.Delete
End Sub
- 範囲を指定してシートをクリア
1.範囲を指定して値のみをクリア(.CelarContents)
Sub TEST7()
'範囲を指定して、値のみをクリア
Range("A1:B3").ClearContents
End Sub
2.範囲を指定してシートを初期化(.Clear)
Sub TEST8()
'範囲を指定して、シートを初期化
Range("A1:B3").Clear
End Sub
3.2行目以降をシートクリア(.Clear)
「Range("A2:A" & Rows.Count).EntireRow」で、2行目以降を指定するのがポイントになります。
Sub TEST9()
'2行目以降シートクリア
Range("A2:A" & Rows.Count).EntireRow.Clear
End Sub
- 特定シートをクリア
1.シートを指定してクリア
シートを指定して、「.Cells.Delete」を使うという感じです。
Sub TEST10()
'特定シートを初期化
Sheets("Sheet2").Cells.Delete
End Sub
おわりに
この記事では、シートをクリアする方法について、ご紹介しました。
シートをクリアする方法は、次のようになります。
シートの値のみをクリア:「.ClearContents」
シートを初期化:「.Delete」
オートシェイプを削除:「.DrawingObjects.Delete」
範囲を指定して値のみクリア:「セル範囲.ClearContents」
範囲を指定してシートをクリア:「セル範囲.Clear」
2行目以降をシートクリア:「2行目以降のセル範囲.Clear」
シートを指定してクリア:「特定シート.Cells.Delete」
場面に応じて、シートをクリアできるようにマスターしていきましょう。